介護職員は、正規職員と非正規職員に分けられ、さらに非正規職員の中で常勤とパートの労働者に分けられます。5割以上の介護職員が正規職員ですが、パートの労働者も5割近くいるので大差はありません。
パート労働者の中には、有職主婦として働いている人も少なくないです。でも、働きたいと思った施設がパート枠でしか求人していなかった、という場合もあります。
パートで働くメリットの一つとして、働く時間や日数を限定できるということが挙げられます。子育てや家事、自宅での介護などで忙しい主婦にとっては、短時間勤務や残業が発生しない仕事というのは第一条件になり得るでしょう。また、身体的な疲労が多い傾向にある介護職ですが、短時間だけ働くことで疲労が溜まらないというメリットもあります。それに、一般的なパートの求人よりも時給が高い施設も多いです。介護職員の慢性的な不足問題を打開しようと、国では様々な策が考えられていますから、今後パートであっても賞与や手当が支払われる施設が増えてくる可能性もゼロではありません。
それでも正社員を希望する人もいるでしょう。正社員になれば賞与や手当が付くので、パートよりも安定した収入を得ることができます。離職率を下げたいと考えている施設は多いですし、正社員にすれば人手不足解消に繋がるというメリットがあるため、喜んで正社員登用してくれる可能性があります。ですから、すんなり正社員の希望が通ることも珍しくありません。ただ、今までパートタイム勤務オンリーだった場合は、まずフルタイム勤務を経験してから正社員になると安心です。
さまざまな働き方があるなかで、自分にあったものを選ぶのが大切です。自分にあった働き方がわからないのであれば、このようなサイトもありますので、是非参考にしてみて下さい。